ポイントをおさえてアツギプレスをもっと知る

アツギプレスとは油圧源に自動車パワーステアリング用のベーンポンプを採用したプレス機の事です。自動車や精密機器をはじめとした組立工程に広く使われています。スタンダードタイプは小型、軽量タイプなので加圧能力による選定が可能となっていて、電源の接続により、すぐ稼働する事が出来ます。加圧力は油圧調整バルブ操作すれば簡単に設定が出来ます。加工物の大きい部品はコラムとベースを分離した構造を生かし、オープンハイトを変更可能としました。高速キック式のタイプならばサブシリンダーを設けていて、下降速度も自由に変更できると同時に上昇速度も向上させたので一工程にかかる時間を短縮可能にしたプレス機です。プレスユニットはシリンダーとポンプ、モーターを一体としたユニットで、専用機へ組込みが可能となり、設計工数を低減できるプレス機です。

プレス機を使うときに注意したい事

アツギプレスを使う際には細心の注意が必要です。大きなトラブルにならない為にも作業前後にはクラッチ、ブレーキ、安全装置、エア、油圧、タイミング、調整量設定範囲、非常停止、金型の取付状態、引継ぎ事項、清掃を必ず確認して行う必要があります。また、作業をする際には声の掛け合いをスイッチ入れる時や共同作業時にしたり、不適切な工具を置いたりすることのないようにします。服装や防護品はきちんと身につけて健康状態にも留意します。作業をしている時には異常がないか気を配ることも重要です。いつもと違う音がしないか、異臭がしないか、タイミングや動作がおかしくないか、温度や振動、手触りはいつも通りか聴覚、嗅覚、視覚、触覚を使って異常を見極める事で、早期発見でトラブル防止に繋げる事ができます。

プレス機の仕組みとその動きについて

プレス機とはプレス加工をする際に使われるものです。プレス機の中に金型と呼ばれる一対になった工具を取り付け、その間にアルミや鉄、マグネシウム、チタンなどの素材を入れて大きな圧力を加え、素材に金型を形作ることによって成形するものです。つまり、押し付ける力で材料を曲げたり伸ばしたりして金型どおりに変形し、その形を維持させるようにする加工技術の事を言います。プレス加工は、短時間で連続して同じものを作る事が出来る為、大量生産に向いており、自動車関連産業をはじめとする世界中のあらゆるモノづくりの現場で大活躍しています。成形には一度の工程で製作可能な物から、複雑で何度も工程を重ねるものもあります。その中でアツギプレスこと油圧プレスは、プレスする際に油の力を使う事からこの名前となっています。