アツギプレスの使い方を説明します

アツギプレスは、油圧プレス機のことで、組み立てラインの圧入やかしめの工程で使用する小型かつ軽量なプレス機のひとつです。プレス機の定番ブランドともいえます。電源を接続するだけですぐに稼働でき、簡単な操作で加圧力を調整でき微調整が可能です。油圧ポンプを作動させて油圧を上げることで大きな力でプレスできる仕組みとなっており、油圧源には耐久性のある自動車パワーステアリングのポンプを使用していることから、静かでなめらかな動きで成形できるところが特徴です。おもに自動車業界や繊維業界、樹脂、ゴム、セラミックス業界などにおいて導入されており、コスト、品質、環境を満たす高度な生産技術を必要とする場で多く利用されています。専用機への組み込みが可能なサイズもあるので、専用ラインにも取り入れやすいです。

アツギプレスの特徴と機能オプションについて

アツギプレスの特徴は、ほかのプレス機と比べて小型であることです。卓上サイズにこだわり、よりラインの工程が最適になるよう設計されています。使用荷重範囲に応じていくつかサイズ展開しており、プレスしたいもののサイズに合わせて選べます。加圧力も油圧調整バルブを操作するだけで自由に設定を変更できます。そのほかアツギプレスの機能オプションとして、下降スピードをコントロールできる弁がついていること、設定圧力に達したかどうか判定できるランプがついていること、補高台を変更できること、光線式の安全装置がついていることなどがあります。また、サブシリンダーを設けており、下降速度を高速と低速の二段送りにできる仕組みを標準装備しており、工程の時間を短縮できる点でもアツギプレスは使いやすいプレス機といえます。

アツギプレスほか、プレス機の指標について

プレス機はアツギプレスのほかにもいろいろあります。金型が上下にスライドする単純な仕組みではありますが、動力や動作によってさまざまな仕組みのものがあります。プレス機の能力を示す指標にはニュートンなどの力を表す単位で表記される最大加圧能力、上側の金型であるスライドが最も下に降りた時点を示すトルク能力、連続加工する際に参考にしたい1回の運動量で放出するエネルギーを示す仕事能力、プレス機自体の寸法や毎分ストローク数、ストロークの長さ、スライドの調整量、プレス機に取り付けられる最大高さがわかるダイハイト、スライドサイズ、ボルスターサイズ、主電動機で使用する出力電気量、必要となる圧縮した空気の量を示す使用空気圧力などがあります。それらの指標をふまえ、安全に効率よく使用できるプレス機としてアツギプレスはおすすめです。